「天は赤い河のほとり」パロディ小説

「しゅんしゅんの用語集」




オリジナル用語集
「しゅんしゅんのホームページ別館・天は赤い河のほとりパロディ」に出てくる
原作とは関係ない、架空のしゅんしゅんが独自に使用している用語の解説集です
ネタバレ防止のため、一部は本文を読まないと分からないようになっています
(「初出○話」は、当パロページの初出です)
 

原作キャラクター解説
原作では名前だけだったり、端役だったキャラクターも、このパロページでは重要な役割を果たしています。
そんなキャラクターについて復習と脚色の意図を説明します。(ちょっとネタバレです)
 



 
テシュプランド(名詞)
初出 1話
紀元前14世紀にヒッタイト帝国・ハットウサ郊外にオープンした世界初のテーマパーク。
テーマパークの構成は、ユーリさま自らが提案した。
(という設定でしゅんしゅんが創作)
一つだけの入り口、入ってすぐの所に市場街、テーマパーク中央にお城(イシュタル城)のある広場、広場の回りにはテーマ毎の庭園やアトラクションと呼ばれる乗り物も。
数千年後の20世紀、ア○○カの西海岸にオープンした有名テーマパークと酷似している。
 
 
 

シュンシューン・イナリ(人名)
初出 1話
アリエル・ベンザイテン、長男ミツキ・エビス、長女ミニイ・コノハナノサクヤノビメとともに、 21世紀の「太陽の昇る国」から一家でヒッタイトにタイムスリップしてきた文官。
タイムスリップしたときに先祖が士族だったことをとっさに思い出し、「太陽の昇る国の貴族だった」と身分を伝えることで、元老院の高位文官に取り立てられる。
普段は、法律制定に関わる研究ということで、21世紀や過去の法律の美味しいところをヒッタイト法とすり合わせてよりよい法律を提案する仕事をしているが、戦争時には物資管理の担当として、輜重兵(しちょうへい=荷物を運んだり管理する兵士)を指揮して戦場に赴くこともある。
また、動物や昆虫を操る下級の神官の位も持つ
イル・バーニの腹心でもある。
(管理人がモデルです)

左からミニイ、ミツキ、シュンシューン、アリエル

 
 
 

ベケス(人名)
初出 3話
元弓兵隊の兵士で、後に輜重隊(しちょうたい:物資や兵器を運んだり管理する部隊)小隊長に転属。シュンシューン・イナリの腹心。
3話では、レイプ犯に間違えられ(実際はナンパ→両者合意)、危うく宦官にされるところだった。
 
 
ジュセル(人名)
初出 20話
輜重隊の中隊長(のちに隊長に昇進)で、シュンシューンが輜重隊に配属される前から隊にいた。シュンシューンの腹心。(ベケスの上官である)
移民で構成された自らの輜重中隊をまとめ上げ、物資の補給がスムーズに行われたことで、ヒッタイト軍を勝利へと導く役割を担った。
ナキアさまが用意したお后候補が出てくる20話では、重要な役割を演じた。

キティ(動物名)
初出4話
シュンシューンがエジプトから持ち帰った雌の白ネコ。シュンシューン一家のペット
 
 

マイシマ号(動物名)
初出 5話
シュンシューンの愛馬。エジプトの兵士から手に入れる。柄が変わっているのと、臆病な性格のため、戦闘には不向き。
 
 

キキ(人名)
初出 8話
ユーリとカイルの遺伝子を元に、エジプトで生まれた(架空の)女の子。ミタンニにいるキックリの親戚に預けられた後、ハットゥサへ。
 
 
 

タイムマシン(名詞)
初出 2話

シュンシューンが25世紀の未来人から手に入れた。但し、出発した時代と25世紀以外では下車することは出来ず、21世紀などでは景色を見るだけ。
その他の性能は

厳密には「タイムマシンの救命ボート」なので、
・昆虫(ゴキブリ)の形と大きさをしており、縮小光線を当てて乗り込む
・10人程度乗車可能。(救命ボートなので)
・内部と外部では物の受け渡しが出来ない。内部の声は外部に聞こえない
(途中で、外部の品物を中に取り込めるプチ瞬間物質移動装置がついたので、外部の品物を手にすることはできるようになった)

 
 

縮小光線銃(1)(名詞)
初出 2話
タイムマシンの付属品として未来人から手に入れた。タイムマシンに乗り込むときに必要。
 
 
 

縮小光線銃(2)(名詞)
初出 6話
カイルが皇帝になった時期になぜかシュンシューンが持っていた。(1)と同じものかどうかは不明
 
 
 

太陽の昇る国(地名)
ユーリの故郷「日本」と同じ所だが、シュンシューンがタイムスリップしてきたときに「太陽の昇る国」から来たと称することで、より有利な条件でヒッタイトに入ることが出来た。もともと「日本」の語源は太陽が昇るところという意味なので、インチキではない。
 
 

イナリ(稲荷)(神の名)
太陽の昇る国の神で、シュンシューン・イナリがお仕えしている。
五穀豊穣を司る神で、開運出世、商売繁盛にも御利益があるとされる。
稲荷をお祀りする神社は全国で約40,000社と言われる
 

ベンザイテン(弁財天)(神の名)
太陽の昇る国の女神で、アリエル・ベンザイテンがお仕えしている。
古来はインド神話の女神サラスバティーで、河川の神、水の女神、豊穣の女神だったが、のちに言葉の女神、学問・芸術の守護神ともなった。
 

エビス(恵比寿)(神の名)
太陽の昇る国の神で、ミツキ・エビスがお仕えさせられている。
招福、財福の神であり、漁業、商売繁盛、田の神としての信仰もされている。
 
 

コノハナノサクヤビメ(木花之佐久夜姫)(神の名)
太陽の昇る国の神で、ミニイ・コノハナノサクヤビメがお仕えさせられている
安産、子育て、出世の神さまである
 

参考:日本の神仏の辞典 大島建彦他著 大修館書店
神さまの漢字は管理人が一部他の字を充てたところがあります
 
 
 



 

原作キャラクター解説
原作では名前だけだったり、端役だったキャラクターも、このパロページでは重要な役割を果たしています。
そんなキャラクターについてお話しします。なお、当パロページでは、全てのキャラクターに原作の隙間を埋める動きをしてもらっていますが、原作に反する動きはさせていません。

前者の例:ユーリがシュンシューンという原作にない人物と会話する・・・原作にはない記述だが、これらの行動などを行ったことで、原作との矛盾は生じない。
後者の例:ユーリがカイルと結ばれる前に氷室聡と結ばれていた。・・・・こーゆーことを書くと、以後の流れが原作と矛盾するので、こういう使い方はしません。
 

氷室聡、鈴木詠美
原作での登場 1巻他、しゅんしゅん初出 2話
両名とも日本で登場する人物で、氷室聡はユーリの初恋の人、鈴木詠美はユーリの妹である。
原作ではそこまでしか分からないが、「イシュタル文書」では、氷室聡は大学教授、鈴木詠美はその妻と言う事が分かる。(トルコに帯同している様子を見ると、観光目的と言うよりは助手クラスのスタッフと推測される。夫婦で同じ大学に勤務しているのでしょうか)
当パロ小説では、原作を逸脱しない範囲で、そこに至るまでの経緯と、トルコでの出来事を付け加えた。
 
 

アダ
原作での登場 25巻、しゅんしゅん初出 8話
原作ではイル・バーニ付きの女官で、ウルヒに操られたため、イル・バーニに腹を殴られたことがある。
前後の様子(イシュタルさまのために職務外の買い物をしたり、粘土板が無事でほっとした様子、イル・バーニの部屋に一人で入れる立場)から、女官の中でも上位に位置すると推定し、育児に入った双子の代わりに登場させてみた。
 
 

ヘロン
原作での登場 18巻、しゅんしゅん初出 2話
ウガリットのアルハルバ王に仕えていた大臣で、つやつやの頭が印象的。
「ウガリット物語(2話)」で、現地の情報を得るために、ユーリやシュンシューンのところに控えさせたという設定にした。
 

ウーレ姫
原作での登場 14巻、しゅんしゅん初出 20話

先々帝の姪子で、独身の姫。ナキアさまがカイルのお后候補として連れてきた。
原作では殆ど出番がないまま殺害されてしまったが、殺害されるまでの間、文官ととんでもないことをしていたという設定にした

 
 

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