カップルTDL体験記 後編
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カップルTDL体験記 後編
(旧 1枚目後編)

○=直近の更新で追加・変更




スプラッシュマウンテン
私たちの席は最後尾。前の6席は、修学旅行の女の子ばかりの6人のグループでした。が、うるさいのなんの。「くまさんかわいい」「うさぎさんすてき」。音楽もせりふも聞こえません。

頭にきた私たちは鞄から「ド○えもん」と「○ラミちゃん」のかぶり物を出して、急流を滑るときにかぶってやりました。
で、出口の写真屋に行くと、私たちのだけ「ごめんね。失敗しちゃった」との表示が。ガッカリしているギャルたちを尻目にスプラッシュをあとにしました。ざまみろ。

実は、ディズニーでは自社の商品には他のキャラクターを出演させないので、ドラちゃんの写真をディズニーの商品として発売できなかったのでしょう。



トムソーヤ島いかだ
ここでは、キャストを買収することにしました。
いかだが動き出す前に、私がキャストの右手にワイロを握らせながら、彼女に「アメリカ川を一周して」と左耳でささやいてもらいました。予めワイロの品物を選ぶときは大変でした。「わ、いろいろあるぞぉ」と
いかだはエンジンの音もたくましく、アメリカ河を1周しました。途中でカヌーとの競争になったりしましたが、楽しいひとときでした。



トムソーヤ島
サン・クレメン砦を抜けてインディアンのテント村に着きました。難民キャンプより粗末なテントに何年も暮らしているインディアン。少し気の毒です。
さて、テントの中に太鼓があり、太鼓マニアの私のリサイタルがはじまりました。
曲目は「三三七拍子」「盆踊り」「遠州龍神太鼓」「青森ねぶたまつり『ラッセラー』」「浦安漁民大漁太鼓」など、熱のこもった演奏に、インディアンの方も感動してくれました。


蒸気船マークトウェイン号
ゲートが開くと同時に最前部のデッキに走って行った私たち。もちろん映画で有名になった「あれ」をするためです。彼女が最前部で手を広げ、私がそれを支える有名なポーズです。デカプリオになり切っていると後ろにいたカップルが「私たちも」と言ってきたので譲ってあげました。ゲストどうし、譲り合うのもパークの楽しみを深めるための秘訣です。私たちはさっきまでカップルの座っていた椅子に腰掛け、川面を眺めていました。
左手には釣りをしている老人と、愛犬の姿が見えます。胸にキャストのバッジが見えたような気がしたので、多分、レストランで使用する食材を調達していたのでしょう。
老人の名前はサム、愛犬の名前はティガー。どこかで聞いたことのある名前ですが、気のせいだよね、と話していたら犬がいきなり跳びはねてびっくり。

さて、船首のカップルに目を向けると、まだやっています、あのポーズ。
でも、女の子の様子が変です。もじもじとして、呼吸も荒いようです。彼氏が変なところを支えているのでした。
そこに突然、船員さんがやってきて、船首にいるカップルに何か注意しています。「この船がタイタニック号みたいになると困るので(縁起でもないことは)やめて欲しい」と聞こえました。確かにこの船、白と黒に塗り分けられているところや救命ボートが人数分備え付けられていないところなどはタイタニック号と同じですものね。(納得)



ビッグサンダー・マウンテン
ここの鉱山は、かつて金が出たところのようです。私たちもキャストに見つからないように探すと、ありましたありました。
列車の座席の足下にキラリと光る物体はまさに「金」。だけど、どうして歯の形をしているのだろう?



ハングリーベアー・レストラン
なんとも恐ろしい名前のレストランですね。「飢えた熊食堂」。食事をするつもりが食事にされちゃったりして・・・。
それでも、おいしそうなカレーのにおいに つられて店内に入りました。
カレーを食べながら私たち二人が話題にしたのは、食物学。カレーの原料についてです。
私たちの話を傍らで聞いていた男性が、彼女の待つテーブルに戻り、なにやら話し始めると、女の子は突然怒りだしました。テーブルの上のカレーを投げつけるわ、テーブルをひっくりかえすわ。あまりの怒りの激しさにキャストのほか、キャラクターまで集まって来る始末。グーフィーがその女の子を羽交い締めにして、デイジーがなぐさめて、当座の怒りはおさまったようです。

じつは、私たちが話していたのは「ねえ、しゅんしゅん。カレーってどうして黄色い色をしているの??」「カレーにはウコン(ターメリック)が入っていて、それがカレーを黄色くしているんだよ」「じゃあ、ここのカレーにもうこんが入っているのね」

これを立ち聞きしたその男性、自分のテーブルに戻ると、カレーを食べている彼女に得意げに「ここのカレーには『う○こ』が入っているんだよ」
そりゃ怒るのも無理ありませんね。男はキャストに袋叩きにされていました。



ウェスタンランド・シューティングギャラリー
西部の田舎町の場末にある小さな酒場。200円払って中に入ると、そこには信じられない光景がありました。
無抵抗のオヤジが二人、のんびり座っているところに大勢のゲストが銃を向けてバンバン弾を撃っているのです。
あまりの残酷さに彼女は泣き崩れてしまいました。



魅惑のチキルーム
ホールにゲストが全員入るまでの間、ゲスト同士のおしゃべりに花が咲きます。すると、突然ある一角の鳥たちが暴れてパニック状態。鳥たちは中を飛び回ってとてもショーになりません。
キャストが調査に乗り出した結果、最初にパニックになった鳥の近くに座っていたゲストはこんな会話をしていたようです。
「まず、足をもって逆さにつるし、一気にこうべを切り落とすんだ。そのときに血が飛び散るから注意して。しばらくそのままの状態でしっかりと血抜きをする。ここで手を抜くと、肉が臭くなるぞ。血が抜けたら温かい内にハネをむしる。そして、残った細かい部分を火であぶって焼く。あとは、肛門からナイフを入れて内臓を取り出して・・・・」
それって、にわとりの捌き方???


スイスファミリー・ツリーハウス

「何でこんなパークの真ん中に漂流者の家があるの?」と質問したのは家を見終わったばかりの彼女。
私が答えられずにいると、キャストが教えてくれました。
「 昔、浦安にまだ何もなかった頃、一組のスイス人一家が東洋の果て『浦安』に流れ着いたの。乗ってきた船はアヒルとリスに乗っ取られて、今、トゥーンタウンで遊具にされてしまったわ。
それに絶望したロビンソン一家は、ここに立っていた樹木に家を建てて住み着いたの。獣を捕らえ、木の実を集め、猛獣や原住民と戦ったりして生き抜いたの。
時には浦安の眺めを楽しんだり、といの水で流しソーメンも食べたりして遊んだこともあるそうよ。

なぜここを明け渡したかったかって??。 
それは、猛獣よりも恐ろしい生き物が現れるようになったから。
地面を埋め尽くし、食料を食べ尽くし、奇声を張り上げながら他人を押し倒す恐ろしい生き物。確か、その名前は『ゲスト』と言ったかしら。 
おしまい。


ポリネシアンテラスレストラン
ミッキーとミニーのポリネシアンパラダイス

実は、このレストランに入る前に、私と彼女は着替えてから入りました。そして、ショーの第一部が終わり、ステージの幕が下りた時点でキャストに申し出ると、ステージの明かりをつけて、音楽を流してくれます。そこで約10分、自由に踊れるのですがあまり知っている人はいないらしく、踊ったのは私たちだけでした。
ただし、踊れるのは15歳以上で水着(競泳用でもいいですがスクール水着不可)を必ず着用し、キャストから腰みのを借りる必要があります。踊っていると、客席からおひねりの嵐。後で数えてみると約7,300円。ここでの食事代が浮いた計算になります。



ジャングルクルーズ
ワニのロボットに生きた動物や生肉を与えるという悪戯が横行しているようですが、オリエンタルランドでは、対策としてロボットの代わりに本物の鰐を配置しているそうで、手をかまれないように、とのことでした。
この日はアクシデント続きで、私の一台前のボートは滝に突っ込んでゲストがずぶ濡れになっていたみたいだし、私の乗ったボートではかばを退治するピストルが不発だったらしく、止むを得ずキャストが川に飛び込んでかばを退治していました。後ろのボートは、スキッパーのさむ〜いギャグのため、真っ白に凍り付いています。
最後に出てくる生首を3つも抱えたセールスマン・サム。聞くからにサムい名前です。(寒む)。生首が気持ちわるいので、夜中にこっそり、だんご3兄弟と取り替えておこうかな。



ウェスタンリバー鉄道
私たちの前に並んでいた親子連れがキャストに呼び止められました。その子供はウルトラマンの着ぐるみを着ていたので、別室でチェックを受けた様子です。
「今日は撮影が入るので、他の著作物が写真に写り込むとまずいのかな」と推理したのですが、真相は別の所にありました。

それはさておき、途中、踏切を通過したので彼女が後ろを振り向くとトラックが横断するのが見えたそうです。もちろん西部開拓時代にはトラックなんてあるわけないので、幌馬車の見まちがいでしょ、と一笑に付してあげました。

アフリカのジャングルからアメリカ西部のインディアン居住地に入ると、船が併走しています。開拓時代、裕福な旅行者は蒸気で走る大きな船、貧しい移民は手こぎの小さな船に乗って西部を目指したと言いますが、見事に再現されていて感心しました。(2001年3月までの値段。大=600円 小=400円)

汽車がクリッターカントリーをすぎ、トンネルに入ったときです。先ほどの親子連れのウルトラマンの着ぐるみが突然輝き出すと、中にいた恐竜や怪獣たちはわれ先にと非常口に向かっています。
機関士が「その子はウルトラマンじゃないぞぉ」と中に向かって怒鳴ると怪獣たちは落ち着きましたが、よく見ると彼らの体のあちこちに傷がついています。
ウルトラマンにかなりこっぴどくやられたに違いありません。



フレッシュフルーツ・オアシス
千葉の大自然を満喫した私たちの目に入ったのは、果物の屋台でした。
いろいろ迷いましたが、スイカを注文したらまるごと1個出てきてびっくり。ほじって食べるように、スプーンとへらがついています。
彼女はさくらんぼを注文しましたが、お皿に1粒乗っているだけでした。



シアター・オーリンズ
以前のアドベンチャーランドステージと違って、「全天候型」と聞いていたのにステージしか屋根がありません。不審に思いつつ列に並んでいる内に小雨が降ってきました。
ずぶ濡れのショー鑑賞なんてイヤだなぁ、と思っていましたが、ショーが始まる直前、キャストに誘導されてびっくり。
実は、ステージだと思っていたところが客席で、客席のように見えたのがステージだったのです。

少々狭いところでしたが、快適に見ることができました。



パークサイドワゴン
チュロスを売っているトラック型のショップですが、大変な人だかり。よく見ると佐々木高校の剣道部員と宮本高校の武道研究部の生徒が、どっちが先にガン飛ばしたかで決闘をしているとのこと。張り詰めるような緊迫感。周りのゲストも息をこらえています。二人の手に握られているのはもちろん「チュロス」です。
二人が相手を倒すため、大きく振りかぶった瞬間、赤い鼻と黒い鼻の大きなりすが現われ、それぞれのチュロスをぱくぱく食べてしまいました。たちまち大爆笑。めでたしめでたし。



カリブの海賊
カリブ海の海賊を再現したアトラクションなんて、女の子を連れて入りたくないなぁ、と思いました。
かつて、大西洋やカリブ海に出没した海賊の死因のトップは「勇ましく戦った結果の戦死」ではなくて、港町にいる商売女から移された「性病」による死亡、続いて「伝染病」による死亡、となっているのです。
もし、ディズニーがそんなのをリアルに再現していたらどうしよう。そんな心配をしたのです。顔中ぶつぶつの吹き出物がでて、鼻が崩れている海賊の末期。そんなの見たくないです

でも、今、一番怖いのはカリブの海賊ではなくて「マラッカ海峡の海賊」ですね。財宝ではなく、換金性の高い商品を積んだ貨物船が狙われやすいです。



クリスタル・アーツ

ここでは世界中の海賊が集めてきた金銀財宝が販売されています。
古今東西の宝石やアクセサリーの美しさに目を奪われます。
ふと、裏口に目をやると有名なあの男が納品にやってきました。
その男は、異民族の住む島に船で押し掛け、金銀財宝の略奪行為を働いて無事に帰還したとのこと。わずかな動物と行動を共にして1人で営業(??)しているそうですが、素晴らしいのは彼のリーダーシップ。犬猿の仲と言われる「イヌ」と「サル」をわずかな報酬で見事に指揮下におさめています。
その彼の名前は「桃太郎」といいます。






ラ・プティート・パフュームリー

香水やエッセンスを販売する店の片隅に、「男性専用コーナー」がありました。
彼女が白雪姫やミニーちゃんの香水を選んでいる間、こっそり覗いたらいろいろ楽しい商品がありましたのてで、紹介しましょう。
☆「ジョーク香水シリーズ」・・生ゴミの香りの「ミゴナマ」、おならの香りの「pooooh san」、さらに強烈で鼻がひんまがりそうな「ジョーカソー(浄化槽)」
☆「和風アロマテラピー」・・なんだかお線香の匂いがしたような・・・・
☆「グランド・レースウェイ・サーキット」・・ガソリンやオイルの香りの香水です。
☆「ウェスタン・リバー鉄道」・・重油を燃やした匂いです。(石炭ではないようです。)
☆「フェロモン・エリック」・・アリエルに助けてもらいながら、二人のお姫様を手玉に取って、お隣のお姫様とくっつきそうになったという伝説のプレイボーイにちなんだ香水です。よく、通販なんかで販売されているフェロモン系の香水で、男性ゲストしか購入できないそうです。
☆「カノジョガ・シンパイ」・・これは、ガールフレンドが合コンに行ったり、他の男とデートしそうなときに付けてもらう香水です。初めはフローラルの香りがしますが、そのフローラルの香りが男性の体臭に反応すると、強烈な硫黄の匂いに変化します。これで、浮気をされなくて済みますね。


ゴールデンガリオン

ここでは海賊にまつわる商品を販売しています。
近くにいたあるカップルの買い物かごの中身といったら・・・・・
髑髏(ドクロ)のマーク入りの手錠、当時の照明器具である蝋燭(ろうそく)、拷問用の鞭(むち)、変装用の仮面・・・・
あるところにはあるんですねぇ。



ペニー・アーケード
ここでは100年前に作られたゲームが10〜30円で遊べます。
ずいぶん安いと思うでしょうが、仮にこれらのゲームが100年前(大正時代)からそのままの形であるとすると、そのときの10円は大変な金額でした。当時の小学校の先生の平均月給が30円、東海道線特急の食堂車でステーキを食べて50銭、米1俵(約60kg)が5円ぐらいの世の中です。そんな時代に10円を入れさせるなんて・・・・



オムニバス
運悪く1階に座った私たちですが、走ってしばらくすると、ドライバーの様子が・・・
どうやら心臓発作のようです。ここは、職場で大型バスを運転している私の出番です。彼女が心臓マッサージをしながらバスが向かったのは、看護婦さんが常駐している中央救護室。そこに行くにはプラザからワールドバザールに入り、十字路を右折。しまった、銀行の前の頭上に橋が・・!!!。屋根が削られる感触にも構わず突っ込み、ドライバーは無事収容されました。あとで2階に上がるとだれもいない。銀行の前で削られたかな?

さて、お口直しに別の車に乗ることにしました。
バス停で待っていると、バケツが両サイドに並んだ、オレンジ色の妙な車が。
キャストにこの車は「ホースレスキャリッジ」ですか??、それとも「ファイヤーエンジン」ですか??
と尋ねたところ、
この車は2台の合の子の『ホースレス・ファイアーエンジン』と言うんですよ。とのお返事。
たしかに、「ホースのない消防車」ならバケツ積んで走るしかないか。納得



キャラクターグリーティング

手をこまねいていると、キャラクターは子供の相手ばかりしてカップルなんて見向きもしません。そこで取り出したのはカマンベールチーズの串刺し。効果はてきめんで、ねずみたちが一直線に駆け寄ってきます。ただ、ディズニーランドのねずみは大きな黒ネズミだけじゃなかったのですね。グレーのねずみ(ファンタジーランド方面から)や、小さなハツカネズミ(トゥモローランド方面から)も集まってきて、彼女のリュックに付けてあったキティちゃんがドラえもんにされてしまいました。

ちなみに、ミッキーマウスは「クマネズミ」という種類のネズミだと思われます。クマネズミは(どぶねずみと比べて)
耳や目が大きい。鼻がとがっている。手足が長い。しっぽが長い、極めて敏捷(ほら、逃げ足の早いこと)、高いところによじ登るのが早い(消防士やるぐらいだから・・)、獰猛ではない(みんなのアイドル)
などの特徴が挙げられます。
(出典 ビル管理{建築物環境衛生管理技術者}受験対策シリーズ4 ねずみ・昆虫の防除 オーム社)



ディズニー・ファンテリュージョン

間もなく終了するこのパレードには150人のダンサーが参加するとのこと。
場所取り争いも熾烈を極めており、なかなか個性豊かな場所取りの光景も見られました。

・ひまを持て余した高校生のグループが「人生ゲーム」を広げているかたわら、大学生のグループは麻雀に興じていました。これが川崎球場だと焼き肉やったりもするのでしょう。
・その近くでは、カップルが布団を敷いて横になっていました。まさに二人だけの世界です。
・緑色のシートを広く敷いたグループは、テニスをし始めましたが、さすがに注意されていました。
・それを見た別のグループ。バットとグローブとベースと人工芝を持ってそそくさとそこを後にしていました。
・シートだけで人が居ないのにだれもシートを取らない場所が。よく見るとそこには「美人ゲスト殺人事件現場保存中/立入禁止。警視庁浦安警察署殺人課」の張り紙とロープが。シートには番号札が置かれ、人型まで描かれています。そこで私が「ここは警視庁じゃなくて千葉県警の管轄なので、この張り紙はおかしいのでは」とキャストに言うと、キャストは片づけを始め、お礼にその場所を使わせてくれました。

こんな楽しい場所取りの光景も間もなく姿を消すのでしょうね。


最前列に陣取った私は、超高出力のストロボ付きのカメラをかまえて待ちかまえていました。
プロポーション抜群の選りすぐりのダンサーたち。隣にいる彼女に悟られないように撮りまくりました。

ところが、後で写真を見てびっくりです。
美しく見えるダンサーは、明るい光だと化粧の濃さが目立ちますし、ダンサーの衣装もほつれやシミが見えます。
そして、 フロートはつぎはぎだらけ、所々、黒のガムテープやビニールが貼ってあります。
驚いたのは、ヴィランズパートで、ダンサーが押して歩く棺おけ。先日出席した知人の葬儀で使われていたモノによく似ていたような・・・・



シェラトン・グランデ・トーキョーベイ
夜までパークを満喫した私たちは、ホテルへ。クローズになるまで待っていたのですよ。おかげでパークとホテルを結ぶバスはぎゅうぎゅうのすし詰め。乗客どうしのふれあい状態。回りは若い女性ゲストばかりで、ん〜、いい感じ。おっと、隣の女性ゲストの手が私の大切な所に・・・さすが女性の多いTDLです。息が荒くなってきたのを彼女に気付かれないようにしなきゃ。
チェックインは通常1時間待ちのところ、ファストパスのおかげでスムーズに部屋に入場できました。ロビーには大勢の疲れ切ったゲストたちがたまっています。この人達を横目に部屋に案内してもらうのは、ちょっとの罪悪感と、面映ゆさが入り交じった気持ちになります。ゲストたちのうらやましそうな視線も浴びながら部屋に向かいました。ベルガールは重さが0.005トンもある私の鞄をうやうやしく運んでくれます。部屋に着いたら、もちろんチップを渡します。目安は室料の10パーセントです。
ホテルの庭には二羽庭には二羽にわとりがいる、わけはないのですが、おんせんげーせんの入ったオアシスという建物があるので行ってみました。温泉には一応男女別の入り口がありましたが、温泉といえば脱衣所は別々でも中でつながっているのは常識。私たちは迷わず入りました。
ゲームセンターには、なぜか本物のユーノスロードスターが置いてあります。係の人に尋ねると、駐車場の忘れ物で、6か月経ったからホテルでゲームに改造して使っているとのこと。
浴衣に丹前を羽織り、焼酎片手に部屋の窓から外を眺めると、ガラス張りの5角形の建物が見えます。彼女が「あれなぁに」と聞いてきたので、「あの水槽の中にはアリエルが泳いでいて、ディズニーシーに入居するのをまってるんだよ」とやらしく教えてあげました。


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