シュンシューン・イナリのハットゥサ滞在記
パロディについて
この小説は、小学館のコミック「天は赤い河のほとり」(篠原千絵先生著)のストーリーやキャラクターを参考にしてごく一部の方に楽しんでいただくつもりで作りました。
いわゆる「パロディ」というもので、原作者や出版社などとは一切無関係ですし、許諾も得ていません。
この小説は、「しゅんしゅんの著作権講座」という自分のサイトで著作権を解説している私がみても、原作の持つ著作権に引っかからないことを否定しません。
しかしながら、次の点を考慮し、著作権者又は正当な代理人から抗議を受ける(=意に反する意思表示をされる)までは、運営することは問題ないと判断しております。
この作品は「アイデアの借用」または「取込形の引用に基づくパロディ」であること
この作品の主人公は、管理人の分身である「シュンシューン・イナリ」とその一家であり、シュンシューン一家が紀元前14世紀のハットゥサ(天は赤い河のほとり の舞台)へ行ったらどうなるかというのが主なテーマです。(天河キャラクターが一切登場しない作品もあります)
従って、カイルやユーリなどは当作品の脇役であり、アイデアの借用に過ぎないか、あるいはこれらキャラクターの組み合わせが著作物であったとしても、取込形の引用の要件は充分に満たしており、問題ないと考えられます。
取込形の引用について、詳しくは「しゅんしゅんの著作権講座」内の「パロディについて」をご覧下さい。
数多くのパロディサイトが運営されていること
こ の条件はあまり当てにしてはいけないのですが、コミック「天は赤い河のほとり」は連載当時より数多くのパロディサイトが作られています。それらは特に原作 者などから抗議を受けたなどという情報もなく(by.実際にパロサイトを運営している方)、黙示の許諾の状態と理解しています。
これらについて、当然、人格権に配慮したりや作品を貶めるような使い方は避けるように努めていますし、著作権者または正当な代理人から正式に申し出があった場合は一切の異議を唱えることなく速やかに閉鎖します。
尚、次のガイドラインに従って作成しています。
篠原先生の「美術の著作権」は侵害しない。
原作を連想させるようなイラストは適宜挿入していますが、原作を丸写ししたものではありません。
原作のストーリーを改変しない。
私の場合、独自のキャラクター(シュンシューン・イナリやその家族) を原作の世界に登場させるという形式で書いています。
そのため、原作のキャラクターに原作にない動きをさせたり、原作のストーリーを改変することはしていません。
私独自の基準によるNG例
・ユーリが殺害される(ユーリは天寿を全うしているので)
・ユーリが14巻の特定のページ以前の場面で男性と結ばれる
・原作キャラクターの生死、怪我・病気の有無を変更する。(その話の中で怪我や病気が完治することが明らかなものや夢オチは除く)
・原作キャラクターに特定の動きをさせることで、原作との辻褄が合わなくなる。
その他に、原作の雰囲気を尊重して、暴力・殺人シーンや性行為の描写はしていません。
逆に、ストーリーの裏側でオリジナルキャラクターや「その場面に登場していない原作キャラクター」が暴れ回ったが、原作には影響が無く、辻褄が合っている、というような書き方はしています。
また、古代ヒッタイトにあり得ないものも登場させています。(タイムマシン、駕篭(乗り物)、くさやなど)
その他のガイドラインはあんこう椿さんのサイトの解説を参考にしています。
パロディの文章作法 ここでは表題のみ あんこう椿さんのサイトから紹介しています。(太字と色の変更は管理人)
詳しくはこちら(あんこう椿的パロディのお約束)へ。2
(1) 基本的スタンス(略)
(2) ラストは必ずハッピーエンドにする。
(3) キャラクターに病気やケガをさせたら、必ずラストまでに完治させる。
(4) 原作で死んでいないキャラクターは、パロディでも死なせない。
(5) ユーリは「永遠の少女」のままにして老けさせない。
(6) 原作にないカップリングをしてはいけない。
(7) 出来るだけ、キャラクターの個性・性格を反映させようと努力する。
(8) 原作に出てこない言葉(チュニックなど)は使わない。
(9) オリジナルキャラクターは作らない。
3.脇役でも残虐な目に遭わせてはいけない。
4.カイルの昔の悪行は書かない。
5.現代モノは書かない。カイルを現代にタイムスリップさせない。
6.時代考証について(天河は古代を舞台にした現代マンガである)
7.暴力系のパロディ小説について(暴力を描いてはいけない)
8.ユーリとカイルを即日H(=知り合ってすぐにH)させてはいけない。
9.ユーリはカイルだけに属する無垢さが魅力
10.逮捕されないパロディの書き方
このうち、あんこう椿さんの個人的趣味の色彩の強い部分(という風にご本人も書いています)は解釈をゆるめて使用しています。
2-(8)「原作にない言葉は使わない」
→都市国家の事を「ランド」と呼称する
荷駄を運ぶ兵士や部隊を「輜重兵(しちょうへい)」「輜重隊(しちょうたい)」と呼ぶなど。
(「輜重隊」は昔の軍隊の用語で、雰囲気がでるので。)
2-(9)「オリジナルキャラクターは作らない」
→ 原作の流れに影響を及ぼさない範囲で、しゅんしゅんのオリジナルキャラクターを挿入しています。話の幅を広げるのと、実在するキャラクターをできるだけ汚 したくない、という気持ちもあります。でも、コミックストーリーの裏に隠してあるので、コミックと読み比べても違和感はないと思います。
5 「現代モノは書かない。カイルを現代にタイムスリップさせない」→タイムパラドックスは私の好きなテーマであり、多少はタイムパラドックスの要素を入れています。
但し、カイルやキックリがスポーツカーを運転したり、シャラやハディがクラブで遊ぶといった、現代に直接的に作用する形ではありません。
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