東京探索2008



2008.3、東京出張の翌日に、はとバス体験やTDSに行ったときの話です。
(ブログからの転載+書き下ろしです。)


1日目。SUICA〜仕事〜サンストリート亀戸へ
出張当日、新幹線〜山手線で大崎に降りた私は、まず、SUICAを購入しました。
PASMOと共通利用できるようになり、電車の利用が大変便利になるからです。
自販機に4000円投入して、3500円分チャージ。いくら残るのでしょうか?
早速自動改札にタッチして、仕事先へ。・・・・

見本市視察を終え、ホテル近くの駅に降り立ちました。
都心のど真ん中、中層ビルが建ち並ぶ中を抜け、ホテルに入ったのは夕方。
先に送っておいた荷物を請け出すと部屋に入りました。
勤務先のホテルとの比較のため、比較的シンプルなホテルにしたので、内装は思った通りでしたが、窓を開けてびっくり。目の前はビル・・・・・・さすが都心です。

しばし部屋の中で休んだ後は、亀戸へ。
下町をぶらぶらして、生活感を感じながら、サンストリート浜北のモデルとなった「サンストリート亀戸」を見に行くためです。
駅に降り立つと、細い路地のような所に出、大通りを渡るとサンストリート亀戸へ。
浜北は何もない田園風景の中にそびえ立っていますが、こちらはビルの間にすっぽり収まっています。
中は、屋外の通り(モール)に多数の店やイベント広場が並んでいるという構成で、屋内型のサンストリート浜北とは異なりますが、それでも、ある面では同じ香りがしました。


  
夜のサンストリート亀戸






2日目・自由行動


朝食をおいしく頂き、ホテルをチェックアウトしたあとは休暇ということで、東京駅丸の内南口へ向かいました。
東京駅丸の内駅舎は改造工事真っ最中。何か、駅舎が凄いことになるようです。


実は、はとバスの半日コースを予約しておいたんですねぇ。
二階建てのキティバスに乗って、浅草と水上バスを体験するコースです

で、東京駅の乗り場に着くと・・・・・黄色いバスに混じって、ド派手なキティバスが止まっていました。
二階建てバスと言っても、1階は荷物置き場で、乗客は全員二階に座ります。
団体客も合わせて乗客が半分くらいで発車。中には障がい者と思われるグループも。確かに、障がい者のグループでは、地下鉄は大変ですよね。

浅草と水上バスなら、もちろん自力で行けるのですが、たまにはお上りさん気分を味わってみるのもいいかと思って。自力で浅草に行く場合、景色の見えない地下鉄で行くしかないものね。
バスはしずしずと浅草に進み、浅草寺へ。平日の朝の9時半だというのに、割と混んでいるのは、修学旅行の高校生と、外国人観光客のため。
お寺をお詣りしたり、店を覗いたりして水上バスの乗り場へ。50分は丁度いい設定時間でした。

水上バスは3度目なので、船のガイドの話半分、街の生活感を感じること半分。
ただ、景色が単調なので、子供たちを乗せたら飽きるかなぁ、とも思ったりして。
(「勝鬨橋」と言われても、知っている人は値打ちを感じるけど、そうでないと只の橋・・・)
バスは日の出桟橋へ先回りしていましたが、私の乗った「キティバス」は他のバスの乗客の注目を浴びていました。



バスは日の出桟橋から汐留を抜けて銀座へ。銀座の繁華街では、停まっている観光バスが目に付きます。歩道を外国人の団体が歩いていました。



  

  
バスの内装もキティちゃん一色。雷門前で乗客を降ろした後、バスは日の出桟橋に先回り。



TDSへ

バスは昼前につき、八重洲の地下街で軽い昼食の後は、京葉線で舞浜へ。
駅前に建設中の「ディズニーランドホテル」の外観がすっかり整っていました。
まあ、必要があって建設するのは分かるのですが、駅前周辺に広がる伸びやかな景色が失われて、ちょっと残念ですね。




建設中のディズニーランドホテル


舞浜駅からTDLステーションまではリゾートラインの画像を撮りながらぶらぶらと歩き、TDLからモノレールに乗ってTDSに行きました。(出張前、パスポートを頂いていたので)
アトラクションに乗るつもりはないので、混んでいても空いていても関係ないのですが、まあ、程良い混み具合でした。卒業旅行シーズンで若い女性が多く、ちょっと華やかでした。ランドの方は、きっとかなり混んでいるものと思われます。


アトラクション、実は混んでいるものとすいているものの差が激しくて、80分待ちのものがある一方で、待ち時間なしで呼び込みをしているものもありました。
ブロードウェイ・ミュージック・シアターでは開演10分前に入場。比較的前の方で新しいショーを見物し、エレクトリック・レールウェイ、シンドバッドセブンボヤッジ、ファイヤーエンジンには待ち時間なしで乗ってきました。


  



以前の体験記でも書きましたが、相変わらず一人で来ているゲストも多かったです。
ただ、おみやげを後回しにしてしまったため、買おうと思った時間はすでに大混雑。自分のもので、買い漏らしが結構ありました。


  
ニューヨーク風の帽子までかぶってアメリカの雰囲気を満喫。
(私服と共に、予めホテルに送っておいた)
撮った画像も、殆どがアメリカンウォーターフロントの景色でした。



以前の体験記でも書きましたが、相変わらず一人で来ているゲストも多かったです。
ただ、おみやげを後回しにしてしまったため、買おうと思った時間はすでに大混雑。自分のもので、買い漏らしが結構ありました。


パークを後にして

薄暗くなった頃、パークを後にして、イクスピアリへ。
ふらっと入った帽子屋で、かなり高価でヘンな帽子を買ったりもしました。(パークでは自分用のおみやげを殆ど買っていないので、まあ、いいかと)
そういえば、イクスピアリで食べ物以外の買い物をしたのは初めてだったりして。もともとイクスピアリは高いものを多く売っているんだよね。

荷物を預けるため、東京駅八重洲口のコインロッカーへ。
この時点で、SUICAの残高は1000円弱。なんだかんだと言っても、結構交通費もかかるものですね。
仕事での参考に、と専門書を探すために、東京駅近くの八重洲ブックセンターと日本橋の丸善へ歩いていったのですが、結構距離がありました。

八重洲の地下街へ戻り、さて、夕食どうしようか。
昨日の昼はカレーで、夜はラーメン、今日の昼もラーメン。
まあ、食事時間を切りつめて資料収集や遊ぶためにそうしたのですが、ちょっとは毛色の変わったものを・・・・

と、パスタ屋に入ったら店内は女性で埋まっていました。
「あっ、いっぱいですよね」と店を出ようとしたら「どうぞ」と奥の席へ。
カップルは少しいるけど、男性だけの客は一人もいない・・・・・・すげぇ場違い。

パスタをおいしくいただいたあと、商店街をぶらぶら見て気がついたのですが、ビジネス街のど真ん中のここ八重洲は、男性向けの店ばかり。ラーメン、カレー、和食、居酒屋・・・。
物販の店も含め、OL向けの店は少ないのです。


新幹線ホームで列車を待っている間、財布の中のSUICAとナイスパスを入れ替えます。両者は同じようなICカードなのに、互換性がないどころか一緒に入れると誤動作を起こすと言われているので。

ナイスパスと他のICカード乗車券が互換性をもてないのは、ICカード乗車券先駆けのナイスパスが「料金積み増し」を行ったのに対し、他の鉄道会社が追随しなかったためと言われています。
互換性を持たせるのなら、遠鉄は積み増しではなく、ナイスパス用の運賃を設定するしかなさそうかと・・・・






遅い時間にもかかわらず、新幹線の車窓からは街を歩く大勢の人が見えます。
街ゆく沢山の人たち、すべてが色々な人生を背負っているのか、と意識してしまいます。
昨日の晩は、あのような人混みの中に身を置いていたのに、新幹線を降りると別世界へ。
ふと、そんな感傷に浸ると、品川に降り立った昨日の朝のことが、遠い昔のように思えました。。


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