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の んびり弾丸ドライブ 2017富士山一周の巻 コンテンツ
その1 1日目  富士宮登山口と御殿場口登山口、山中湖 【このページ】
その2 旅籠屋山中湖店に泊まってみた
その3 2日目  富士山の北側を半周
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一人旅のバスツアー「のんびり弾丸旅行」を何回か繰り返すうちに、たまには車で一人気ままなドライブに行ってみたくなり、泊りがけで出かけてみました。

気ままな一人旅なので、めんどくさい予定はなし。
「富士山一周」+「旅籠屋に泊まってみる」……ということで、旅籠屋山中湖店を予約し、富士山を1周することだけ決めて出発しました。
山中湖は浜松から見て富士山の真裏にあたることと、旅籠屋山中湖店は比較的空いていることから、のんびりできるかな、と思って。

出発した日はたまたま東名高速の集中工事でしたので、天邪鬼にも工事真っ最中の東名高速に乗ってみました。
時間にシビアな定期便のトラックなどは新東名に迂回するはずなので、空いているだろうと思ったら……ビンゴ。
車線規制で1車線しか使えないので、皆80km/hぐらいで粛々と流れています。煽ったところでどうしようもないですものね。

牧之原サービスエリアもご覧の通り閑散としていました。
ここで、昼食のおにぎりなどを購入して、持参のクーラーボックスに詰め込みました。
保冷剤代わりに、冷凍のアクエリアスを買って入れておきます。




清水連絡路で新東名に移動した所、案の定トラックや乗用車がぎっしりで、お互いぶっ飛ばそうとしているので、東名で来て正解でした

新富士ICで新東名を降り、10回以上は通ってきた道を通って富士山富士宮口新五合目へ。
今回はナビすら用意しませんでした。
待避所で車を停めて、エンジンも切るとあたりは静寂に包まれていました。





富士宮口新五合目は微妙に観光客がいました。小さなグループですが、定番の外国人観光客もいます。
雲海をバックに証拠写真ww



高層に雲がかかっているため、青空とは行きませんが、低層の雲はマーブル状にかかっているので、下界が程よく見渡せます。



この時期は、六合目や宝永山までは入れ、六合目の山小屋も営業しているのですが、膝が悪く、登山靴も持ってきていないので、指をくわえて見ているだけです。
膝の手術がうまく行けば、頂上とは言わなくても六合目までは行ってみたいものです。





レストハウス回りを散策した後、車を一段下の駐車場に移動。
回りに車がいないので、開けた窓が麓の方を向くよう、こんな贅沢な停め方をして、下界を眺めながら昼食をとりました。
下界はまだ暑い時期ですが、窓を開けると程よい冷気が入ってきます。






続いて、御殿場口五合目へ向かいました。
ここは標高が1440mと、先程の富士宮口新五合目より1000m近く低いので、見た目はまさに麓といった感じです。






バスのりばも未舗装。人の少ない登山道というのが見て取れます。




標高2500mの宝永山が登山可能なのに、こちらは早々と通行止め……



先程、下に見えた雲海がここでは真横に見えます。



物好きなハイカーの車が数台いるだけの静かな所でした。

帰りに、英国海外航空機空中分解事故(1966年3月5日)の慰霊碑を訪ねました。





東富士五湖道路経由で山中湖畔に着いたのは15:00前。旅籠屋のチェックインまで時間があるので、白鳥の遊覧船「白鳥の湖」に乗ることにしましょう。
東富士五湖道路の山中湖ICや旅籠屋の近くの「山中桟橋」から乗ろうとしたら、係員が「船の点検でダイヤが変わり、ここからは出ない。急いで旭ヶ丘桟橋に行って」と私を急かします。
確か、少し先にあったな……と車を急がせ、それらしい駐車場に車を入れると、ちょっとしたおしゃれな建物がありました。
そこが切符売り場とお土産物屋でした……って、回りは中国語ばかりが飛び交っています。


こちらがこれから乗る遊覧船です……


というのは冗談で、巨大な白鳥が入ってきました。
(さっきの白鳥はこの桟橋ちかくにいました)

中国人がドカドカ乗り込むのに続いて乗り込みました。



船内は、JR九州のななつ星でお馴染みの、水戸岡鋭治氏がプロデュースしただけあって、大変オシャレに仕上がっていました。
真ん中の操舵輪がついている席は子供用とのこと。







下船時に観察してみたら、乗客の日本人は私だけのようです。(ガイドはどちらの国の方かは分かりませんが)
この船、この後定期点検に入るとのことなので、中国人の団体客が乗り合わせなかったら私一人の貸切か欠航になっていたかもしれません。

(中国の方、カバンふたつを両側にたすき掛けにして、首から一眼レフ姿が決まっています。)



船旅自体は25分でしたが、そう見どころもないので、25分で十分です。
富士山は雲に覆われてしまっています。



下船した後、集まって名残を惜しんでいる中国人の皆さん。(実際はこの倍ぐらいいました)
背後には水陸両用「KABA」が航行していました。




時間は16:00。旅籠屋のチェックイン時刻になりました。
コンビニで若干の飲み物を仕入れて、旅籠屋に向かいました。













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